International Museum Collection Artist
日本和紙写真協会は計画中の和紙美術館に所蔵するミュージアム向けの和紙写真コレクションを製作中です
ロシアオレンブルク美術館へ写真を寄贈
田中伸明は写真家としてオレンブルク美術館から制作依頼されていたOrenburg州の名産であるOrenburg shawlをモチーフにした作品制作のデータを寄贈しました。

彦根市に中学校で、講演イベントを開催
彦根市在住の写真家シアン・ニクレル氏が撮影した樹齢数百年の枝垂れ桜を作品を、彦根市の西中学校と城西小学校に寄贈したことがきっかけで、2023年度の卒業生を対象に、日本和紙写真協会の田中伸明会長が講演イベントを開催しましまた。
引き続き、卒業生全員の書を1枚にデザインした巨大竹和紙写真の作品を製作中。


ロシアでのJapan Washigraph Exhibitionは、2021年の夏から継続中。ついに7回目を開催。
2023年の2月15日からロシアのオレンブルク美術館の企画で、タタールスタン共和国のアズナカエボ市の地方伝承博物館でJapan Washigraph Exhibitionが開催されます。
今回も戦争で渡航できませんが、タタール人の皆さんにビデオメッセージをお届けします。オレンブルク美術館のご尽力に、深い感謝を申し上げます。



NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のヒーローでもある井伊家開祖の井伊直政。
日本和紙写真協会は、その井伊直政を祀った滋賀県彦根市の井伊神社旧社殿の修復/公開の目的にしたクラウドファンディング・プロジェクトを誕生させました。
彦根市在住の写真家シアン・ニクレル氏が撮影した樹齢数百年の枝垂れ桜を作品を、彦根市の西中学校と城西小学校に寄贈したことがきっかけで、井伊神社(彦根市需要文化財)の保存運動プランと合体。
日本和紙写真協会は、和紙文化を背景に、写真の社会的な価値の創造をテーマに活動してきましたが、50年余年間の閉鎖中の井伊神社の修復公開を目的にした大規模クラウドファンディング事業における寄付の返礼品に使用されることになりました。
この機会に、WashigraphPhoto (和紙写真)や、和紙写真を使用した掛け軸や屏風作品が、注目されることになるでしょう。


WashigraphPhoto は高精細の高級和紙写真。まるで絵画のような風合いが魅力の「写真の進化系アート」です
写真の手法を活用し、千年以上の日本の伝統工芸で使用される材料と技術と、最新のデジタルテクノロジーの融合によって誕生した、全く新しい写真芸術です。
現在も続くロシアの展覧会では「光の版画」として絶賛されています。
劣化することが前提の油性インクではなく、顔料(色素パウダー)など天然素材によって和画像を和紙に結像していますので、従来のような写真の劣化や風化が極端に少ないのも、美術品としての価値を深めています。
日本和紙写真協会の和紙写真作品は、会長の田中伸明が制作管理した画像データを、アワガミファクトリーのプリンティングディレクターである郷司史郎(ごうじ史郎)と連携することで一括管理している特別な和紙写真プリントです。
アワガミファクトリーのネットで申し込む通常プリントとは、別工程で製作されています。
特に、驚異的な黒色の締まりに関しては高く評価されています。一般に市販されているインクジェットプリンター用の和紙風プリントを使用した和紙写真とは、全く別次元の写真であることをご理解ください。

日本の伝統文化である表具文化との融合=日本の和紙や表具(掛け軸や屏風)産業を世界に紹介
和紙を掛け軸や屏風などに表装することで、日本を代表する美術品「表具」として海外での注目度が増すことは、海外での展示で実感しました。
写真を掛け軸や屏風に張り合わせるキット商品も発売されていますが、日本和紙写真協会の手がける表具作品は、一流の表具師との関係性の中で誕生した、和紙と布と木を結晶させた日本を代表する美術品です。
日本和紙写真協会では、和紙写真を全面にあしらった襖絵など、建築家とコラボすることで、現代版の建築と美術写真の融合作品も計画中です。
和紙と表具の業界と連携することで支援・日本各地に点在する伝統的な手漉き和紙の里の多くは、人材不足と産業規模の縮小のWパンチで危機を迎えています。楮や雁皮などの和紙の原材料も一部輸入に依存しているのが現状です。
海外でも版画の最高級摺紙として絶大な人気を誇る日本の手漉き和紙は、最新のナノテクノロジーの結晶である写真の出力技術と融合することで、圧倒的な存在感を世界中のアーティストに与えました。
日本和紙写真協会では、和紙の原材料になる草木(約二年で出荷できる)の苗を植えて、安定して和紙原料を確保するプロジェクトに協力しています。
また日本和紙写真協会は、WashigraphPhoto作品を掛け軸や屏風などに表装する作品を、積極的に海外のミュージアムで展示しています。
すでにロシアのアート会社と販売計画を締結し、専用のオンラインショップのオープンも計画しています。

ロシア・オレンブルク美術館
現在の日本和紙写真協会は、写真家の会員制度による写真クラブや写真団体ではありません
日本和紙写真協会の活動の基本理念は、伝統的な表具や和紙の日本文化を背景に、最先端の進化系の写真芸術であるWashigraphPhoto (和紙写真)を創造するシステムを海外に紹介することで、職人や生産者の後継者問題の解決や、地方に点在する和紙産業の活性化に寄与することです。
事務局を構成するスタッフは写真家だけでなく、様々なスペシャリストが集合して運営して三年目を迎えます。
日本和紙写真協会が設立2年間、積極的に取り組んできた写真家の作家支援に基づく会員制度を終了しました。(2022年12月現在)
今後は日本和紙写真協会の活動に参加している写真家は、日本和紙写真協会が関係機関と協力して計画している、「WashigraphPhoto (和紙写真)の国際ミュージアムコレクションに参加する写真作家」という位置づけになります。
尚、国際ミュージアムコレクションは、ヨーロッパの中心とした海外の写真作家が多数参加する予定ですが、近い将来、計画中の和紙写真美術館に所蔵展示され、同時に他のミュージアムに貸し出すためにリスト化された作品群になります。

パリの写真家Antoine POUPEL氏のアトリエ
和紙写真美術館の誕生と和紙写真の国際ミュージアムコレクションの設立構想
日本和紙写真協会がのWashigraphPhoto の製品ブランドであるアワガミファクトリーで使用している和紙は、阿波手漉和紙商工業協同組合と富士製紙企業組合(機械漉き)の二つの生産ラインで製造されています。
これらの和紙の制作施設のシンボル的な施設である阿波和紙伝統産業会館は、一般財団法人阿波和紙伝統産業会館が運営しています。
現在も様々な展覧会を開催してきた阿波和紙伝統産業会館を、国際博物館会議ICOMの認定施設としてアートミュージアムとして刷新する計画を日本和紙写真協会は、現在も積極的にサポートしています。
すでに多くの海外の写真家が和紙写真に興味を示していますが、国籍や人種を超えた和紙写真のミュージアムコレクションの誕生を準備中です。
Official→ http://www.awagami.or.jp
English → http://www.awagami.com
Online Shop → http://www.awagami.jp
Interior→ http://www.awagami.or.jp/interior/
Blog → http://awagami.jugem.jp/

徳島・阿波和紙伝統産業会館・作家展開催しているギャラリースペース
パリにアワガミファクトリーが出店する計画
フランス・パリの中央に位置するサンルイ島に存在する和紙写真ギャラリーであるlembrasser(オーナーはPhilippe Chanelet Dardenne:フィリップ・シャヌレ ダーデン氏)に、アワガミファクトリーのパリ工房として、ユーロ圏でも和紙写真(WashigraphPhoto )作品の出力スタジオを誕生させる計画も準備中です。
lembrasserのオーナー夫人が来日時には、徳島県のアワガミファクトリーを訪問しました。