オレンブルク大学学長を表敬訪問
オレンブルク日本人捕虜墓跡の墓参
イワン・ゴンチャロフ記念博物館から届いた感謝状
リモートによるイベント交流
500点の作品は
彼女がミュージアムコレクションとして管理していただいています
オレンブルクでマスコミ取材を受ける
戦時下におけるロシアでの展覧会巡回の継続についての見解
2021年7月にスタートしたロシアのオレンブルク美術館でのJapan Washigraph Exhibition(日本和紙写真協展)は、二ヶ月の展覧会の終了後も、美術館サイドのご好意で、ロシア国内の公共施設である美術館や博物館において、現在も展覧会を継続的に開催、現在も8回目の展覧会を準備して頂いて状況に、深く感謝いたします。
しかし残念ですが、コロナ禍に加えて政情の悪化が起因して、私たちは作品の送付はもとより、再び現地を訪れることができない状態が続いています。
私と家内が所属している国際博物館会議ICOM(日本博物館会議の総会にて)は、日本のスタンスとして、世界で最も個人会員の初速するロシアのICOMを排除しないことと同時に、ウクライナのミュージアムへ積極的な支援を表明しています。
日本和紙写真協会はICOMのメンバーではありませんが、この声明に深く共感しています。
「アートの存在は平和のためにある」というスタンスは、日本和紙写真協会の根本的な理念でもあり、ロシアの美術関係者との親交を深めると同時に、ウクライナを含むヨーロッパ各国のアーティストや支援者との交流も積極的に進めています。
日本和紙写真協会を支えて頂いている海外の皆様に、深く御礼を申し上げます。
そして私たち1日も早く、戦争が終了し、また展覧会で皆様と交流できることを祈願しています。
日本和紙写真協会会長 田中伸明 2023 6/15