日本和紙写真協会による写真ビジネスのイノベーション
日本和紙写真協会では、撮影だけでなく、写真のデータ作成の技術や様々なプリントノウハウを活かして、様々な写真を核に据えたビジネスモデルを事業化してゆきます。
古い写真の和紙写真複製
記録性の高い需要写真や、遺影などを複写し、劣化や傷を修復したデータを作成し、光沢感のある竹和紙にプリントするビジネス。
(左)日本和紙写真協会会長の実父(98歳)が所有していたキャビネサイズの古い写真。終戦直前に横須賀の海軍基地で撮影されたものとのこと。
(右)70年前の写真をスキャンして、劣化を修復したPhoto Authoringデータを制作し、和紙写真にプリントして額装したもの。
写真ビジネスにおける著作権と肖像権の利益分配
日本和紙写真協会では、写真作品を販売するに際して、撮影者に著作権料を支払いシステムができています。
また、人物撮影の場合は、写っている人に肖像権料を振り込む覚え書きを、作品の商品化の際に締結しています。
ARTROOM SHOP siteは、原則として受注生産ですので、写真家やモデルさんの初期費用はありません。
(左)日本和紙写真協会の池田 記子の水中写真をp外カードに仕上げて額装したもの。販売に際し池田さんには、著作権料が振り込まれます。
(右)写真は購買された場合は、舞台女優の木谷美絢さんに肖像権料が振り込まれる覚え書きをしてあります。
絵画の和紙複製画
ARTROOM SHOP siteでは、画家の作品を複製した和紙写真作品の販売を積極的に行っています。
絵画作品が商品化に際しては、著作権料の支払いに関する覚え書きを画家と締結しています。
画家は初期費用なしで、ポストカードから大きなサイズの複製画や、6色印刷のポスターまでミュージアムグッズの販売を行い利益を確保できるシステムです。
(左)画家の竹村 倫子 (Rynco)さんの絵を複写して、制作した和紙の複製画。
(右)日本和紙写真協会の岡村 泰三による絵画と写真の融合作品。
絵画や写真作品のTシャツ
ARTROOM SHOP siteでは、画家や写真家の作品をデータ化したTシャツの販売を開始します。
シャツのサイズや生地に種類も選ぶことでできます。
(左)画家の竹村 倫子 (Rynco)さんの作品
(右)日本和紙写真協会の増園有麿の作品。実際に展覧会で売れました。