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日本和紙写真協会では、販売時でのトラブル防止や保存方法を解説するために対策を講じています。

​作家名の署名や落款を捺印した美術品証明書を発行しています。

The Japan Washi Photographic Society takes measures to prevent problems at the time of sale and to explain preservation methods.

We issue a certificate of fine art with the artist's name signature or seal of approval.

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桐箱はA3のびとA2サイズの2種類​

​どちらも箱を重ねて使用するような精巧な設計になっています

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ロシアの美術館でも桐箱は大人気

和紙写真の保存について

和紙が大人になる

自然素材の集積物である手漉き和紙は、時間をかけて安定した状態になります。

理想的な環境を維持すると、和紙は1年から2年の時間をかけて、風合いや光沢感などが最も安定した状態になるそうです。

掛け軸や屏風を制作する表具師は、この状態を「和紙が大人になる」と呼びします。

奈良の正倉院には千年年以上前に誕生した和紙による美術品が所蔵されていますが、きちんとした除湿や乾燥や防虫など様々な保存技術の賜物でもあるわけです。

仕舞いっぱなしは良くないし、展示しっぱなしも良くない

京都の寺院などで保存されている掛け軸などが、定期的に公開されるのは、公開することで空気に晒すことで、除湿対策を行っています。

常設展示もホコリや汚れの原因の原因になるのでよくありません。

​和紙は完全なオーガニック素材でできているので、定期的に空気に晒す必要があります。

高熱の場所や直射日光は厳禁

暖房器具の側や、窓際や照明器具の近くなど直射光が当たる場所に置くことは避けてください。

湿気は和紙の大敵

ロッカーや押し入れなどは湿気がこもりやすく、カビが生える原因になります。乾燥剤の使用も必須です。

金属や化学物質も厳禁

セロテープやカムテープは石油系の揮発剤などの化学物質を発生するので、和紙の劣化や変色の原因になります。

金属フレームなども、結露の原因になりますので、避けてください。

​​ファイルケースに入れっぱなしは、結露の原因や表面の植物繊維を圧迫することになるので、保存するときは出してください。

日本和紙写真協会オリジナルの保存桐箱

日本和紙写真協会では、WshigraphPhotoが大量に保存できる桐箱を特注で制作しています。

桐箱は除湿や保温やカビ防止や防虫対策など、和紙の保存には最も有効的な保存システムです。

​桐箱は万が一火災などになった場合でも、密閉度が高いので内部への延焼や、消化水なども侵入を防いでくれます。

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